鹿児島県屋久島町
宮之浦岳リベンジ
高速道路、土日休日上限千円は今年6月でどうなるか判らない。ならば今の内に屋久島に行っておこうと計画すると、屋久島フェリーもETC割引で安くなっていた。 山歩きにはほとんど興味のない職場の若い二人を半無理やり誘って交通費を計算すると、なっなんとGAS代を含めた往復料金が一人2万円で済むことが判った。 屋久島では車中泊をするので宿泊代はゼロ、後は食事の負担のみで超お得。
『日本の滝百選』 屋久島観光の一環としては千尋の滝にも行ってみる。
本当は愛子岳に登りたかった
”愛子岳”に登るには時間が少な過ぎたので、ヤクスギランド散策としたが、徹夜で車を走らせた睡眠不足の体にはヤクスギランドの散策程度が適当だった様な気がする。
ハイエースで車中泊
日が暮れるに従い、淀川登山口には前泊のハイカーが続々と集まってくる。 我々も眠る用意
をするが、流石にハイエースの中は広く、荷物さえなければ4人が足を伸ばしてゆっくり寝られ
るスペースがあった。 久し振りに綺麗な星空を見ることが出来た。 明日の天気に期待する。
夜中に大嵐
夜中の11時、土砂降りの豪雨と車を揺らす強風に目を覚ます。 カミナリまで鳴り出した。
チューハイ2本の崇りで小便に行きたくてしょうがない。 少し、小降りになった時にトイレに
駆け込む。 トイレの近くに車を停めておいて良かった。 12時過ぎまで土砂降りは続いていた。
前日の移動
前夜8時に自宅を出発して、一路、鹿児島までの820kmを走り通す。 これで片道千円、涙が出そう。
今回の遠征
ヤクスギランド観光
屋久島観光
鹿児島港〜宮之浦港:4時間の船旅
屋久島上陸、千尋の滝見物
ヤクスギランド散策:1時間20分(80分コースを周回)
紀元杉(道路際にあり)
淀川登山口にて車中泊する。
乗船する予定だったのは鹿児島港8時30分発の折田汽船だったので
あるが、間違って7時00分発の屋久島丸のチケットを買ってしまい、
乗船遅れからフェリーの出航を10分も足止めしてしまった。
ゴメンナサイ!
当然、貧乏人が集まる ”二等船室”であるが、
乗り遅れたので毛布もまくらも当たらない。
船を間違ったので1時間半の儲けとなり、ほとんど揺れることのない
”屋久島丸”で4時間の船旅を楽しむ。 と言いたいところであるが、4時間は退屈なだけ。
誰かのせいで少し遅れて、11時に宮之浦港に入港する。
今のところ屋久島の山々が見えており、明日の天気に期待したい。
今回も ”トビウオ”を食べたくて ”トビウオ”の焼き魚定食を頼む。
店の親父に4年前、”タンカン”を一杯貰ったと話すると、
奥から ”タンカン”を持って来てくれた。
丁度4年前、昼食に夜食、共にお世話になった
”みち草”で昼飯を食べることにする。
今回が屋久島初めての2人を ”千尋の滝”に案内する。
前回は、ここから ”モッチョム岳”に登ったのであるが、
今回は無理をせず ”ヤクスギランド”散策で済ます。
”千尋の滝”は落差約60mの滝で、滝の左側には250m×350mに達する巨大な花崗岩の一枚岩があります。 滝壺まで行ってみたいが
今日は時間に余裕がなく断念する。
淀川登山口に向かう途中に ”ヤクスギランド”がある。
入口近くには駐車場とお土産や、トイレがあり。 後で知ったのだが、
駐車場の後ろ側に出口があり、ここから入れば無料(?)となるが、
そんなことはしない様に!
入口では協力金3百円が徴収され、案内図が載ったパンフレットを
貰える。 早朝、夕刻は管理人が居らずスルー出来る様であるが、
自然保護の為、協力金は払いましょう。
”林泉橋”を渡る。 橋の下の沢が綺麗だった。
歩き易く整備された散策道を案内図に従って進む。 まずは
”くぐりツガ”を潜り抜ける。 この道は ”ときめきの径”
らしいが、まったく ”ときめく”ことはなかった。
散策道にはこの手のガイド板があるが、
読むのは邪魔臭いので絵だけ見る。
”切株更新”は切り取られた株の上に
新しい樹木が育っていた。
”千年杉”の優姿。
”千年杉”の株元。
”荒川橋”を渡る。
吊り橋なので1人が渡るだけでもよく揺れた。
”荒川橋”から上流側を見る。
俺としてはヤクスギより、沢の美しさに魅了された。
”荒川橋”より下流側を見る。
沢水の透明度が高く、水の色が綺麗だ。
”苔の橋”を渡る。 ここで沢に下りてみる。
この先が ”150分コース”の分岐になっていた。
”苔の橋”より下流側を見る。
”三根杉”を見上げる。 樹齢がたった千百年とは、
まだ若僧ではないか。
”150分コース”に踏み入り、最初に出合えたのが
”三根杉”。 そこの兄さん、中に入らない様に!
”沢津橋”の真下を見る。 沢水が綺麗だ。
”80分コース”に戻り、”沢津橋”を渡る。
夏に来れば水遊びが楽しそうな沢が広がる。
”くぐり杉”を潜る!!
”仏陀杉”を見る。
ヤクスギには変化が少なく少々飽きてきた。
”清涼橋”を渡ると出口となり、ヤクスギランド散策を終了する。
一度は見てみた方が良いと思うが、ヤクスギに魅かれることは無く、
沢の美しさには感激出来た。
”紀元杉”は淀川登山口に向かう道路の途中にある。
前回も見たのだが、再度、見学する。
”紀元杉”の周囲には周回路があり、
軽く一周してみる。
夕刻 ”淀川登山口”に着く。 日が暮れる前に夕食を食べてしまう。 便所前のベンチで食事の用意。 自炊は邪魔臭くて嫌いだが、
山を下りるには時間が勿体無いので、登山口で軽く夕食を済ます。
ハイエースの中は広く、大人3人ではゆっくり眠ることが出来た。
”入口”から入場し、左周りで園内を周回する。
出口から入れば入場料はスルー出来るが、入口も料金箱がある
だけなのでスルーは簡単な様である。 我々はしっかりと入金した。
”水源の森百選”の石碑が立っていたが、
”水源の森百選”なるものを聞いたことがない。
”150分コース”には登山道らしい道があったが、
”80分コース”は整備された歩き易い道が続く。